Domaine MARC TEMPÉ

歴史

私たちはカーヴコーペラティヴ(生産者協同組合)の生産者の家庭に生まれ、ぶどう畑の中でそれを愛おしく思うよう育ちました。30年以上前の私たちの出逢いから、私たちの夢である自分たちのワインを生産するということが日常の原動力でした。それぞれの活動、マルクはINAO(フランス原産地呼称国立研究所)のテクニカルアシスタント、アンヌ・マリーはワイン、スピリッツの販売、の傍ら少しずつぶどう畑を所持していきました。 1993年にお互いの両親が引退し、そのぶどう畑を借り入れました。私たちの強い理想のため、まずは耕作、短梢剪定、オーガニック処理など土壌の作業に取り掛かりました。1995年はカーヴの転移、農作器材の購入、最初の収穫、圧縮、ワイン醸造と、とても大事な年でした。その年以来、安定的に発酵が進み、樽の香りがし、私たちのワイナリーの中でワインがゆっくり変化していきます。私たちの感性とぶどうのことを考え、1996年にビオディナミ農法での生産に切り替えました。

ドメーヌ

私たちの家と私たちの営むカーヴは、リクヴィル(Riquewih)から1 km離れたブドウ畑の海に囲まれた丘の上にある小さな村、ツェレンベルク(Zellenberg)にあります。ブドウ畑は、サンティポリット(St Hippolyte,)、ユナヴィル(Hunawihr)、ツェレンベルク(Zellenberg)、シゴルスハイム(Sigolsheim)、キーンツハイム(Kientzheim)の各自治体に広がる約30の区画で構成されており、その土壌の豊かさと性質、およびその微気候の多様性により異なります。